くせ毛だから髪型をストレートにしたい！
そう考えている人は割と多いのではないでしょうか。
その「ストレートにしたい！」とは、
・だいたいストレートになればいい
・可能な限りストレートを継続させたい
・一時的にでもストレートになればいい
この中のどれでしょうか？
くせ毛をどういうストレートにしたいかで対処法が変わってきます。
アバウトなストレートでもいいのか、継続するに越したことはないのか、一時的にでもストレートになれれば問題ないのか。
各パターンのメリット・デメリットをまとめますので、自分がなりたいストレートとそのためにはどうしたらいいのかの参考にしてみてください。
くせ毛だけど完璧なストレートじゃなくてもだいたいストレートになればいいかな。
そういうことであれば、対処法は「切る」です。
切るといっても、ロングヘアをばっさり切ってくださいというような、長さを短くするという意味ではありません。
多かれ少なかれハサミを入れて、くせ毛を扱いやすくしましょうという意味です。
くせ毛は、ある程度の長さがあったほうがいいとよく言われます。
長さがあったほうが髪の毛に重みが出て、髪の毛に重みがあったほうがくせは伸びるからです。
また、広がったりうねったりで手に負えないという時もとりあえず結んでしまえば何とかなります。
ゆえに、一定の長さをキープし続けているくせ毛の人は多いはずです。
それも一理あるのですが。
髪型を変えたい、あるいは、変えてもいいということであれば、思い切って変えてみるのもひとつの手です。
変えたいけれどくせ毛が悪化したらどうしよう……。
そんな方にお試しいただきたいのがSTEP BONE CUTです。
人間の骨格はひとりひとり違う、それすなわち、似合う髪型はひとりひとり違う。
だったらその人の骨格に合わせてカットすればその人にとってベストな髪型になる。
STEP BONE CUTはこう考えています。
そして、骨格に合わせてカットするということは、例えば、日本人に多い平たい後頭部にはボリュームを出すといったボリューム調整をすることに繋がります。
STEP BONE CUTではボリューム調整をする際に必要なところは残して不要なところは残さないという、大胆なボリューム調整をします。
そのボリューム調整はくせ毛にも有効で、くせにとって必要なボリュームは残して不要なボリュームを削ぎます。
STEP BONE CUTにすることでくせ毛がまっすぐになるのかといったらなりません。
なりませんが、扱いやすくはなります。
長年結べる程度の長さをキープし続けていてあきてしまった人、疲れてしまった人に、好きな髪型にしつつくせ毛を扱いやすくするSTEP BONE CUTはオススメできます。
【対処方法1.切る(STEP BONE CUT)】
メリット：切るだけでいいので簡単しかもくせ毛が扱いやすくなる
デメリット：完全なストレートになるわけではない
くせ毛だけど、だからこそ、可能な限りストレートにしたいし、それを継続させたい。
そういうことであれば、対処法は「縮毛矯正」です。
縮毛矯正とは文字通り縮毛つまりストレートではない髪の毛を矯正するという施術です。
ストレートパーマとは別物で、ストレートパーマはストレートにするパーマという意味ではなくパーマをかけた髪をストレートに戻すという施術であるため、くせ毛の人がストレートパーマをかけてもあまり意味がありません。
弱いくせなら縮毛矯正ほどの負荷をかけずにストレートに近づけられる反面、強いくせ毛にストレートパーマをかけてもストレートパーマのほうが負けてしまってストレートにはならないのです。
では、縮毛矯正はというと、髪の毛全体にくせがあっても、そのくせが強かったとしてもほぼほぼストレートにできます。
髪の毛の主成分・ケラチン。
ケラチンはたんぱく質の一種で、たんぱく質はアミノ酸が繋がって形成されています。
繋がっている、つまり、結合しているわけです。
その結合は薬剤を使って切断することができます。
切断してどうするのという話ですが、切断することで言うことを聞いてくれやすくなるのだと思ってください。
言うことを聞いてくれない状態から聞いてくれる状態にして、それから熱を加えてまっすぐにし、今度は違う薬剤を用いて切断した結合をまた結合させます。
これが縮毛矯正です。
結合を切断するのでくせの強さは関係なくストレートにできるのが縮毛矯正の強みですがしかし、効果が高いぶん神への負担も高いのが難点。 拘束時間が長くなるのと金額も安くはないという難もあります。
【対処方法2.縮毛矯正】
メリット：髪の毛全体にくせがあってもくせが強くてもほぼストレートにできる
デメリット：お金も時間もかかるのと髪の毛が傷みやすい
くせ毛をできればストレートにしたいけれど一時的でも構わない。
そういうことであれば、対処法は「ストレートアイロン」です。
ストレートアイロンとは名前の通りにストレートにするヘアアイロンです。
別名をコテ。
これさえあれば、全体的なくせも部分的なくせもストレートにできます。
ただし、ストレートアイロンを扱うのは自分です。
髪の毛全体にストレートアイロンを当てていくのはそれなりに時間がかかります。
時間をかけてストレートにしてそれを1日中ずっとキープできるのかというと、縮毛矯正と違って髪の結合を変えているわけではありませんから、湿気などの影響を受ければもとに戻ってしまいます。
当然、シャンプーすればもとに戻るストレートさであり、毎日リセットされてしまうとも言えます。
あとは、全体的なくせ毛でも部分的でも、ストレートアイロンでストレートにするという作業を毎日毎日繰り返せるのかという話になります。
ストレートアイロンそのものはそう高くはありません。
安い物だと2,000円くらいで買えるので縮毛矯正よりも安上がりなのは間違いないです。
そのぶん、自分でやらなければならないため、手間がかかります。
それと、髪の毛に負担がかからないのかというと、かかります。
髪に熱を加えるとキューティクルが開き、キューティクルが開くと内部の水分や栄養が流出してしまい、髪の毛は傷みやすくなります。
【対処方法3.ストレートアイロン】
メリット：縮毛矯正ほどお金がかからず手軽にストレートになれる
デメリット：折角ストレートにしても湿気などでもとに戻りやすいし、毎回毎回自分でセットしなければならない
くせ毛が何もせずに髪型をストレートにすることは難しいですが、言い換えれば、何かすることでストレートに近づけることは可能です。
・切る(STEP BONE CUT)
・縮毛矯正
・ストレートアイロン
上記のいずれかを試してみましょう。
記述の通り、それぞれにメリット・デメリットはあります。
自分に合っていると感じたものを試せばいいのではないでしょうか。
もっとも、まず扱いやすくなれば是が非でもストレートにしようとは思わない可能性があります。
くせ毛の人がストレートにしたいと考えるのはくせ毛が扱いにくいからですよね？
それでいくと、真っ先に縮毛矯正を試すよりは、まずSTEP BONE CUTのようなくせ毛を扱いやすくするカットを試すのがベストです。