シザーケースがおしゃれだと、洋服と合わせやすい、洋服から浮かないといったメリットがあります。
美容師の相棒である大切なシザーを入れるためのケースですから軽量さや収納性や耐久度が真っ先に挙がるチェックポイントではあるものの、おしゃれかどうかもできれば重視したいポイントではないでしょうか。
実際、シザーケースの中でもおしゃれな物を探している人はなかなかに多く、「おしゃれかどうか」はあなどれないチェックポイントです。
そこで、どんなシザーケースがおしゃれなのか、おしゃれだったとして使い勝手は良いのか、シザーケースとおしゃれの両立は叶うのかについてお話しします。
シザーケースの中でもおしゃれな物を選びたい！
ここで立ちはだかるのが、
・軽量かどうか？
・収納性はあるのか？
・耐久度はどうなのか？
といったチェックポイントです。
いわゆる機能性の有無ですね。
おしゃれなことを最優先するなら上記のチェックポイントは二の次三の次となりますが、大切なシザーを収納するケースなのに「おしゃれだったらあとはどうでもいい」という美容師はまずいないと思われます。
どんなにおしゃれでも、何キロもあるようなシザーケースは現実的ではありません。
シザーケースの重さは美容師の腰痛に直結していると言っても言い過ぎではないくらいで、シザーケースは軽量な物が求められているくらいです。
機能性は大切、でも、おしゃれかどうかも大切にしたい。
ということであれば、機能性とおしゃれさを両立しているシザーケースが理想です。
例えば、パステルカラーやビビットカラーなど色合いが美しい物。
例えば、トレンドを押さえているクリア素材の物。
例えば、単なるクリア素材ではなくオーロラ加工されている物。
こういったシザーケースはおしゃれだと言えるのではないでしょうか。
これらは200から300グラムくらいの重量で、最軽量とは言えなくとも、重量級と表現するほど重くはありません。
収納性も悪くないです。
ただ、耐久度については、素材に左右されます。
合皮やクリア素材は水濡れには強いものの、何年も何年も使い続けられる耐久度は持っていません。
スマホのケースもそうであるように、合皮やクリア素材でできている物の耐久度はそうは高くないと思ったほうがいいでしょう。
耐久度が高いのは本革製ですので、長く使いたいのであれば本革製のシザーケースを選ぶと長持ちします。
シザーケースがおしゃれでも何も悪くありません。
おしゃれな物を使いたいならその気持ちを大切にしてあげましょう。
美容師にとっては身近でしかも必ず使う物なのですから、シザーケースがおしゃれな物だとちょっと嬉しいですよね。
ところで、シザーケースには肩掛け(ショルダー)タイプと腰巻き(ウエストポーチ)タイプがあります。
ショルダーのほうがおしゃれ！と思うなら肩掛けタイプから、ウエストポーチタイプのほうがおしゃれ！と思うなら腰巻きタイプから選ぶと良いでしょう。
ただし、どちらが自分に適しているかは使ってみないとはっきりしません。
ショルダーのほうがおしゃれだと思って肩掛けタイプにしたら腰痛が悪化した……。
腰巻きタイプのほうが動きやすいかと思って選んだけれどなんだかおしゃれに見えない……。
機能性とおしゃれさを両立させることは難しい？
実は、機能性とおしゃれさを両立させているシザーケースがあります。
STEP BONE CUTの考案創始者である牛尾早百合プロデュースのシザーケース、「COMPACT」がそうです。
牛尾早百合ことSAYURIプロデュースのシザーケース、「COMPACT」のどこがおしゃれなのかといったら、何と言っても、見た目のスタイリッシュさです。
シザーやコームが入っていない状態の見た目は、最近流行っているスマホポシェットに似ています。
それくらい、ショルダーベルトが細いのが特徴です。
ケース自体も細身で、縦が17センチ、横が6.8センチと、スマホケースと大差ないサイズ。
カラー展開はというと、
NATURE：ヌメ革に着色
GRAYISH：染色しつつ、マット
PREMIUM GRAYISH：グレイッシュと同じ革にエンボス加工
の3色です。
2色と型違いを合わせた3タイプとも言えます。
NATUREのほうは経年と共に革の味わいが出てきます。
GRAYISHのほうは経年で変化しない加工をしているので、染められた色が変な風に抜けていくようなことはありません。
パステルカラーみたいにキレイだったり可愛かったりする色合いではないものの、使いやすく、かつ、着ている洋服の邪魔にならない色なのと、一般的なシザーケースに多い黒をあえて選択していない点がまたおしゃれなポイントです。
それと、エンボス加工！
全面に細かいダイヤ柄が型押しされているという細やかな装飾は数あるシザーケースの中でもなかなかないほどの加工です。
このように、おしゃれなポイントがたくさんありつつ、
・軽量(なんとたった95グラム！)
・シザーが3本、コームが2本入る
・ダッカールが6本留められるようになっている
という、群を抜いた軽量さと、コンパクトながらもしっかりある収納性。
あとは、合皮ではなく本革なので耐久性も抜群です。
シザーケースにおしゃれを求めるのは間違っている……？
いいえ、そんなことはないはずです。
ただ、おしゃれなだけのケースでは美容師の相棒であるシザーをきちんと収納できるのかという不安はあります。
おしゃれさと機能性を両立しているシザーケースが理想です。
SAYURIプロデュースのシザーケース、「COMPACT」は名前の通りにコンパクトさが特徴。
ですが、ただコンパクトなだけではなく、そのおしゃれさにも目を引くものがあります。
よくあるシザーケースのショルダーベルトよりも細いベルト。
それでいて、ベルトも本革製なのでチェーンベルトのように食い込む心配は無用です。
しかも、ショルダーベルトとしても腰に巻くベルトとしても使える2way仕様！
シザーケースにおしゃれさも機能性も求めるのであれば、超をつけてもいいほどに軽量でもある「COMPACT」を推します。