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頭皮は乾燥由来でカサカサにもベタベタにもなるので予防改善する

頭皮の乾燥は誰しもに起こりえるトラブルです。
が、頭皮が乾燥していると自覚している人もいれば、頭皮が乾燥しているなどとは思いもよらない人もいます。
どういう頭皮だと乾燥しているのか解説するとともに、頭皮の乾燥を予防改善するケアについてまとめます。




頭皮が乾燥しているパターン1:カサカサしている

頭皮が乾燥している状態にはパターンがあります。
大きく分けて2パターンです。

1パターン目はカサカサ頭皮。
わかりやすく乾燥している頭皮です。
こういう頭皮は、
・乾いたフケが出る
・かゆみがある
・においはあまりない
・髪の毛も乾燥しているか乾燥しやすい
といった特徴があります。

もともとの肌質が乾燥肌だと頭皮も乾燥肌になりやすいです。
頭皮も皮膚ですから、顔や体の肌質が乾燥肌なら乾燥しやすく、脂性肌なら脂っぽくなりやすいです。
ですが、先天的な肌質がどうであれ、後天的な影響を受けて頭皮が乾燥したり脂っぽくなったりすることもあります。

いずれにしても、頭皮がカサカサに乾燥していると乾いたフケが出やすく、フケは目につきやすいので悩みの種となりやすいです。
また、かゆいのを我慢するのはとてもストレスですから、目に見えなくともかゆみにも悩まされます。
幸い、頭皮がカサカサに乾燥している場合はにおうことはあまりありません。

頭皮は髪の毛という作物を育てる畑のようなものです。
ですから、頭皮が乾燥していると髪の毛も乾燥し、髪の毛が乾燥すると頭皮のみならず髪の毛までトラブルに見舞われます。




頭皮が乾燥しているパターン2:ベタベタタイプ

頭皮が乾燥している状態の2パターン目はベタベタ頭皮。
わかりにくいけれど乾燥している頭皮です。
こういう頭皮は、
・ベタベタしたフケが出る
・かゆみがある
・頭皮がにおう
・髪の毛もベタつきやすい
・頭皮の毛穴が詰まる
・頭皮の毛穴が詰まるとそこから生えてくる髪の毛が細くなったりくせが出たりする
といった特徴があります。

もともとの肌質が脂性肌で頭皮がベタつきやすい人もいますし、脂漏性皮膚炎と言って皮脂やカビが原因で頭皮が炎症を起こしてベタベタしている人もいます。
が、しかし、頭皮が乾燥しているせいでベタつくという“わかりにくい乾燥”状態におちいっている場合もあるのです。

乾燥していてなぜベタつくのか?
この答えは「乾燥しているから」の一言に尽きるのですが、掘り下げて説明します。

皮膚は皮脂を分泌します。
皮脂は皮膚にとってはバリアのようなもので、皮脂が存在することで皮膚は乾燥しないで済んでいます。
乾燥は皮膚にとっては脅威です。
皮膚にダメージを負わせる敵と言っても過言ではなく、ゆえに、乾燥を感じると皮脂を分泌することで皮膚は身を守ろうとしているわけです。

ですが、乾燥を感じる度に皮脂が分泌され続けると、皮脂が過剰な状態に。
この皮脂が過剰な状態が、いわゆるベタベタしている状態です。
ベタベタしているとついベタベタを除去することに躍起になってしまいますけれども、乾燥が原因で皮脂が分泌されているのですから、乾燥をどうにかしないことには皮脂の分泌は落ち着きません。
ましてや、ベタベタの除去に躍起になるとまた乾燥してまた皮脂が分泌されるという悪循環!
とにかく、乾燥をどうにかしなければなりません。




頭皮の乾燥でカサカサしていてもベタベタしていても予防改善

頭皮が乾燥している。
それだけならともかく、フケが出て、かゆみがあったらしんどいですよね。
頭皮のトラブルは髪のトラブルに発展しやすいので、頭皮が乾燥すれば髪も乾燥、頭皮がベタつけば髪もベタつくと考えたほうがいいでしょう。
頭皮のためにも髪のためにも乾燥を改善し、繰り返さないために、乾燥を予防!

では、頭皮の乾燥を予防改善するためには、具体的にどうすればいいのか?

【頭皮の乾燥の予防改善1:シャンプーの見直し】
シャンプーの際、
・洗浄力
・お湯の温度
・回数
に注意してください。

洗浄力の強いシャンプー、40度以上のお湯、複数回のシャンプー。
いずれも、皮脂を奪って頭皮を乾燥させてしまいます。
アミノ酸系のシャンプーなど洗浄力が強過ぎない物を選び、お湯はぬるめにして、ベタつきが気になったとしても何度もシャンプーしないようにしましょう。

【頭皮の乾燥の予防改善2:髪の乾かし方】
髪を乾かす際、
・自然乾燥させない
・タオルドライしてからドライヤー
・同じ場所に温風を当て続けない
という点に留意してください。

自然乾燥させると乾き切るまでに時間がかかり、頭皮が生乾きになります。
生乾きの洗濯物は菌が発生してにおってしまうように、頭皮も生乾きだと雑菌が繁殖して増加!
雑菌が増加したことで頭皮が炎症を起こしてベタつき、そのベタつきを除去しようとするあまりに乾燥していく可能性がありますし、炎症のせいで頭皮のターンオーバーが上手くいかなくなる可能性まであります。
ターンオーバーが上手くいかなくなる=古い角質細胞が積み重なって乾燥しやすくなる、なので、長時間に及ぶ自然乾燥にメリットはあまりありません。

とはいえ、ドライヤーの温風を長時間当てても頭皮は乾燥します。
タオルドライすることでドライヤーにかかる時間がぐっと減るので、タオルドライしてからドライヤーを使うようにしてください。
それと、ずっと同じ場所に温風を当て続けること髪も頭皮もすぐに乾燥してしまいますから、全体的にまんべんなく温風を当てるようにします。

あとは、
・エアコンの直風が当たらないようにする
・紫外線を浴びないように帽子や日傘でガードする
のも可能な範囲でやってみてください。




まとめ

頭皮の乾燥には2パターンあるがどちらも予防改善方法は同じ

頭皮の乾燥は、
・カサカサ
・ベタベタ
の2パターンあります。
ただし、ベタベタ頭皮の中には乾燥とは無関係で、もともとの肌質でベタつきやすいケースや脂漏性皮膚炎という炎症を起こしているケースも何割かはあります。

カサカサしていると乾燥しているとわかりやすいですが、ベタベタしているから乾燥していないと思っていたら実は乾燥しているというわかりにくい乾燥状態もあるということ。
どちらにしても乾燥しているので、予防改善方法は基本的には変わりません。
シャンプーや髪の乾かし方を見直し、なるべく乾燥しないようにしましょう。

なお、「SBCP 生ミネラルシャンプー+」は洗浄力が強過ぎないアミノ酸系ノンシリコンシャンプーです。
皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進するというコハクエキス配合で、頭皮の水分量をアップ。
カサカサしていてもベタベタしていても水分が足りていないことが多いので、そういう頭皮の乾燥ケアにぴったりです。




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