乾燥毛を修復できるものなら修復したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
パサパサしている。
静電気が起きやすい。
広がりやすい。
こういったトラブルは乾燥毛が原因だと考えられます。
じゃあ、乾燥毛の原因は何なのか?
原因を取り除けば乾燥毛の修復に繋がるのか?
乾燥毛の修復方法を中心としたヘアケアについて説明します。
乾燥毛とは文字通り乾燥している毛髪なのですが、問題は、その乾燥が「一時的なもの」なのか「続いているもの」なのかという点です。
四季のある日本では秋冬に空気が乾燥して、空気の乾燥の影響を受けた髪が一時的に乾燥することはよくあります。
一時的な乾燥でも、常時乾燥していても、パサパサしたり広がったりという状態に。
しかしながら、一時的に乾燥しているだけならそれは乾燥毛ではありません。
常に乾燥してしまっているのが乾燥毛です。
なぜ常に乾燥してしまうのか?
それは、ひとえに、キューティクルが開きっぱなしになっているか、はがれ落ちているからです。
髪の毛の最外殻・キューティクルは、ウロコのようにびっしりと髪の毛を覆うことで髪の毛を守っています。
が、摩擦に弱く、“開く”という性質を持っていて、しかも、濡れても温まっても開くという、バリアにしてはちょっと頼りない存在。
1回開いたら閉じないのかというと閉じるのですがしかし、ダメージが蓄積すると開きっぱなしになります。
そして、開きっぱなしになるとはがれ落ちることがあります。
厄介なのは、はがれ落ちたキューティクルは再生しないという点。
爪もそうなのですが、髪や爪は伸びますが、欠けると再生しません。
髪も爪も皮膚の仲間であってもそこが皮膚と大きく違う点です。
再生しないがゆえに、はがれ落ちたならそこから常時髪の毛内部の栄養や水分が出て行ってしまいます。
はがれ落ちるまではいっていなくても、開いていればやはり出て行ってしまいますから、
1.キューティクルがはがれ落ちた髪
2.キューティクルが開きっぱなしの髪
3.キューティクルが開いている状態が長い髪
こういう髪は栄養や水分が多かれ少なかれ出ていき、それで乾燥し、乾燥毛となります。
よって、乾燥毛を修復しようと思ったらキューティクルを閉じるケアが必要。
キューティクルを閉じる成分が配合されているトリートメントやヘアマスクを使うようにしましょう。
折角キューティクルを閉じても、キューティクルが開くようなことをしていたら、乾燥毛は修復できません。
では、キューティクルが開くようなこととは?
・ドライヤーの熱
・紫外線
・エアコン
・高温のヘアアイロン
・ヘアカラー
・パーマ
・縮毛矯正
・洗浄力の強いシャンプー
こういったことです。
どれも、日常的にやってしまっていてもおかしくないことばかりではないでしょうか?
乾燥毛を本気で修復するなら、これらの“日常的にやってしまっているキューティクルが開くようなこと”を封印する気概を持ったほうがいいと言えます。
ドライヤーは同じ場所に温風を当て続けるのではなく、髪の毛全体にまんべんなく当てるようにする。
紫外線が強い季節は日傘や帽子を利用する。
エアコンは直風に当たらないようにする。
ヘアアイロンの温度は高温(200度など)にならないようにして、短時間で仕上げる。
頭皮が乾燥すると髪の毛も乾燥するので頭皮が乾燥しやすくなる洗浄力の強いシャンプーを常用しない。
全部をいっぺんに改善しようとするのは大変かもしれませんがひとつひとつは難しくないことばかりです。
ですので、まずやってみてください。
それと、ヘアカラーやパーマや縮毛矯正は薬剤を使うぶん、どうしても施術後はキューティクルが開きやすいか開いている状態になっています。
施術後1週間は特にキューティクルを閉じるヘアケアが重要になります。
なお、乾燥毛は乾燥しているからと保湿しなければとヘアオイルを使うことを推奨されるケースがあります。
これは良し悪しです。
油分が足りなければ油分を補うべきですが、乾燥=①水分が足りていないor②水分も油分も足りていないわけで、水分が足りていないのに油分を補っても何の解決にもなりません。
何の解決にならないとしても多少なりともプラスになるならいいのですがしかし、油分は足りていて水分が足りていないところに油分を足してしまうとバランスが油分に傾きます。
そうなると、水と油は混ざらないため、ただでさえ少ない水分が油分にはじき出されてしまう可能性があるので、安易に油分を与えるのはやめておきましょう。
キューティクルを閉じるヘアケアアイテムを取り入れた!
毎日のヘアケアを見直した!
それらを台無しにしてしまうかもしれないのが、「髪を梳き過ぎること」です。
キューティクルははがれ落ちると再生しないので基本切るしかありません。
したがって、乾燥毛を修復するのではなく思い切って切り落とすという選択をするのもアリです。
ただし、切るのは良くても梳くのは良くない、というか、梳き過ぎるのは良くありません。
梳き過ぎると、乾燥しやすくなります。
乾燥毛をどうにかするために髪を切ることにしたのに乾燥しやすくなってしまったら、元も子もありませんよね。
ヘアカラーやパーマや縮毛矯正といったただでさえ髪に負担がかかってキューティクルが開く(開きやすくなる)施術をした上に梳き過ぎると、それはもう乾燥しやすくなります。
梳き過ぎなければ大丈夫とはいえ、髪の毛を切ってもらっている最中に梳き過ぎかどうかなんて、切られている側にはわかりません。
となれば、切るとしても極力梳かないようにしてもらったほうがいいでしょう。
多少梳かないとまとまらなくなってしまうくせ毛の人もいらっしゃいますから、絶対に梳くなということではないです。
ですが、乾燥毛を修復したくて梳いたならなおのこと、キューティクルを閉じるヘアケアを意識してください。
ちなみに、「SBCP 生ミネラルマスク+」はキューティクルを閉じる成分が配合されているヘアマスクです。
しかも、そのキューティクルを閉じる成分ことメドゥフォーム‐δ‐ラクトンは熱に反応して髪の毛の成分と結合し、キューティクルの代わりになります。
それすなわち、キューティクルがはがれ落ちたせいで乾燥毛になっているとしても、切らずに何とかできる可能性があるということです。
切りたくない、長さを変えたくなりということでしたら、切る前にまず「SBCP 生ミネラルマスク+」を試してみてください。
乾燥毛の修復はキューティクルの修復に等しいです。
乾燥毛の原因がキューティクルが開きっぱなしになっている、あるいは、キューティクルがはがれ落ちているからなので、キューティクルを修復しないことには乾燥毛の修復にならないのです。
が、キューティクルを修復したところで、キューティクルを開くようなことを日常的に繰り返していたら、結局開いてしまいます。
キューティクルを閉じるケア。
キューティクルが開きっぱなしにならないように習慣づける。
閉じるという改善と、開かないようにするという予防。
改善と予防をワンセットで続けていくことが乾燥毛の修復に繋がっていきます。
ただし、ワンセットで続けていても梳き過ぎてしまうと、乾燥してキューティクルが開きやすくなり、キューティクルが開くと乾燥するという悪循環におちいるため、梳き過ぎには注意です。
キューティクルの修復と言いましたが、開きっぱなしになってしまっているのを閉じることは可能でも、はがれ落ちてしまったら修復はできません。
そもそも再生しない物なのに再生させることは不可能という意味で修復不可です。
ですが、「SBCP 生ミネラルマスク+」に配合されているメドゥフォーム‐δ‐ラクトンのようなキューティクルの代わりになりえる成分であれば、はがれ落ちたキューティクルも何とかなります。
キューティクルがはがれ落ちて乾燥毛になっているのかもしれないと心当たりがある方にも、「SBCP 生ミネラルマスク+」はオススメです。