くせ毛はスタイリング剤で「活かしたい」のか「落ち着かせたい」のかが鍵

くせ毛はスタイリング剤で「活かしたい」のか「落ち着かせたい」のかが鍵

くせ毛でもそうでなくてもスタイリング剤を必ず使うという人もいれば、スタイリング剤がいらない素直な髪質なのでほとんど使わないという人もいます。
結論を言うと、くせ毛の人はスタイリング剤を使ったほうがいいです。
使うことが面倒に思えても、使ったところでくせ毛が落ち着くことはないように思えても、スタイリング剤を使わないよりは使ったほうがくせ毛にとってプラスに働きます。




くせ毛はスタイリング剤を使わないよりも使ったほうがいい

くせ毛はスタイリング剤を使わないよりも使ったほうがいいです。
ですが、今までにさんざんスタイリング剤を使ってきたけれどベストな物を見つけられなかったという人もいるのではないでしょうか?
自分の髪質にまあまあ合っているベターな物であれば見つけられるとしても、「絶対これ!」というようなベストな物を見つけるのはなかなかに難しいことです。
しかも、くせ毛だとくせの状態が日によって違うので、ベストなスタイリング剤を見つけるのがより困難に!

それでもスタイリング剤を使ったほうがいいと断言するのは、そのほうがくせ毛が扱いやすくなるからです。

くせ毛と一言で言っても、大まかに種類があります。
日本人に多いのは、
・波状毛(はじょうもう)
・捻転毛(ねんてんもう)
の2種類です。

波状毛はくせがS字を描いているのが特徴です。
くせ毛ではあるものの比較的ゆるやかなくせなので、くせ毛であることを活かしやすい髪質です。
パーマ風のヘアスタイルを、パーマをかけることなく再現できるのが、この波状毛タイプのくせ毛です。

捻転毛は髪の毛1本1本にくせがあります。
髪の毛1本1本にくせがあるというか1本1本のくせが強いくせ毛です。
捻転とはねじれているという意味の言葉で、捻転毛は言葉通りにねじれているわけで、波状毛よりも扱いにくい傾向にあります。

同じくせ毛でも、波状毛は波状毛向きのスタイリング剤を、捻転毛は捻転毛向きのスタイリングを使ったほうが、くせ毛の扱いが楽になります。




くせ毛だからこそそれを活かすスタイリング剤を使う

くせ毛の中でも波状毛タイプのくせ毛の人に向いているのは、くせ毛を活かすスタイリング剤です。

くせ毛を活かすスタイリング剤とは、“水分が多め”のスタイリング剤です。
どうして水分が多いとくせ毛が活かせるのか?
それは、くせ毛のくせは大半が濡らすことで強くなるからです。

くせを強くしてどうするのかと思うかもしれません。
が、パーマをかけている場合のヘアセットはあえてウェットにしてパーマをくっきりとさせます。
それと同じで、あえて水分を与えてくせを強くして“くせ毛ではなくパーマ風”に見せるのが狙いです。

くせ毛とパーマスタイルは似て非なるものです。
ですが、読んで字のごとく波状つまりS字を描いているウェーブ状の波状毛タイプのくせ毛であれば、パーマスタイルに寄せられます。

わざわざ“水分が多め”のスタイリング剤を使わずとも濡らすだけでくせを強く出すことは可能です。
しかし、水道水を使って濡らすと、あとから髪がパサつくのでおすすめしかねます。
ヘアセットが面倒で濡らすだけにしたいなら、ヘアミストを使ってみてください。
SBCP 生ミネラルミスト+」は髪にも頭皮にも顔にも体にも使える便利なミストです。

ヘアミスト以外だと、水分が多めなのは、ゆるいテクスチャのワックスやムース、そして、ヘアセラムやヘアミルクあたりです。
ジェルもくせをくっきりとさせます。
前向きに考えるとわざわざパーマをかけなくてもパーマスタイルになるわけですから、くせ毛であることを最大限活かしてみましょう。




くせ毛がどうしても気になるなら落ち着かせるスタイリング剤

くせ毛の中でも捻転毛タイプのくせ毛の人に向いているのは、くせ毛を落ち着かせるスタイリング剤です。

くせ毛を落ち着かせるスタイリング剤とは、“重め”のスタイリング剤です。
“重め”という表現は少しわかりにくいかもしれないのですが、例えばワックスであればハードワックスに分類されている物が“重め”です。
セット力があるスタイリング剤だとも言えます。

捻転毛タイプのくせ毛は、髪の毛1本1本のくせが強いため、まとまりにくく広がりやすいです。
ですから、あえて重たいスタイリング剤を使うことで、まとまりやすく広がりにくくなるようにします。

ハードワックス以外にもヘアオイルが比較的重たいスタイリング剤です。
さらっとした質感のオイルもありますが、水分よりも油分のほうが重たくなります。

それと、捻転毛はしっかりとケアしているのにパサついて見えることがあります。
ケアが足りないのではなくそういう風に見えてしまう質感をしているだけなのですが……。
ツヤを出す際にもヘアオイルは有効なスタイリング剤です。
ツヤだけを出すのであればグロススプレーというツヤ出し用のヘアスプレーがありますが、くせ毛を落ち着かせる効果を持っているヘアオイルのほうが捻転毛タイプのくせ毛さんには合っています。

SBCPにもオイルはあります。
生ミネラルジェル+」とセットで使うことも、それぞれを単品で使うことも可能なスタイリング剤です。
また、「生ミネラルオイル+」はアウトバストリートメントとしてもお使いいただけます。




まとめ

くせ毛にとってスタイリング剤は味方になってくれる物

くせ毛でもそうではなくても、スタイリング剤を使うのは面倒に思えたり、質感が好きになれなかったりで使っていない人もいることと思います。
どうしても使いたくないのであれば無理強いはできませんが、使ったほうがくせ毛の扱いが楽になることが多いです。
なんでもっと早く使わなかったんだろう!と思う可能性もありますので、試しに使ってみてください。

同じくせ毛でも、
波状毛:くせがS字を描いていてパーマスタイルに寄せやすい→くせをあえて活かす水分が多いスタイリング剤
捻転毛:髪の毛1本1本にくせがあるのでくせが強い→くせを落ち着かせる重さがあるスタイリング剤
このように、どんなスタイリング剤が向いているかは違いがあります。

合わないスタイリング剤を使ってもスタイリング剤の良さはわかりづらいので、自分のくせ毛はどちらなのかを見極めてスタイリング剤を選ぶようにしましょう。
ただ、波状毛だったとしてもくせ毛を活かすのではなく落ち着かせたいなら重めのスタイリング剤を、逆に、捻転毛でもくせ毛を活かしたいなら水分が多めのスタイリング剤を使うと良いでしょう。

SBCPでは乳化剤を使わなくていいように水分と油分をあえて分け、「生ミネラルジェル+」と「生ミネラルオイル+」とを使用直前に混ぜ合わせるヘアドレッシングというスタイルを取っていますが、それぞれ、単品でも使えます。
一緒に使う場合は、ジェルとオイルを1:1にするも良し、ジェルを多めにしたりオイルを多めにしたりと好きな配分にするも良しで、自由に使っていただけます。




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