髪に保湿効果を与えたい時はどんな成分を頼ればいいのか?

髪に保湿効果を与えたい時はどんな成分を頼ればいいのか?

髪に保湿効果を与えられる成分を知っておくと、乾燥した時にその成分を頼ることができます。

顔や体の肌はよく保湿しましょうと言いますよね。
髪も保湿をするべきなのでしょうか?
でも、どうやって?
髪に保湿効果を与えたい時は肌に保湿効果を与える成分と同じ物を使えばいいのでしょうか?
もっと言うと、保湿効果とはどういう効果のことなのでしょうか?

髪に保湿効果を与えられる成分について、保湿について、まとめます。




髪に保湿効果を与えられる成分は多々あるが形状次第

髪に保湿効果を与えられる成分は肌に保湿効果を与えられる成分と同じ物なのか?
これに関しては、成分という定義であれば、ほぼ同じだと考えられます。

まず、保湿成分とは、文字通り、保湿効果を持つ成分のことです。
さほどレアな成分ではなく、保湿効果を持つ成分の種類は非常に多いです。
ですが、優秀な物もあればほんの少しだけ保湿効果を持つにとどまっている物などピンキリです。

保湿成分は皮膚内にも存在していて、水分をキープしてくれています。
ただ、水分を抱え込んだり挟み込んだりしてキープしてくれてはいるものの、何が何でも絶対に水分を逃がさない成分ではありません。
それに、強い紫外線を浴びるなど外的要因の影響を受けると、皮膚内の水分は減ります。
水分が減れば、乾燥を感じます。

乾燥を感じた時に改善に導くアイテムが、いわゆるスキンケア(ヘアケア)アイテムです。

スキンケアアイテムとヘアケアアイテムとで分かれていることが多くとも、スキンケアアイテムに配合されるセラミドやヒアルロン酸がヘアケアアイテムに配合されるセラミドやヒアルロン酸と別物かといったら、同じ物です。
特にセラミドは種類が多いので、スキンケアアイテムにセラミド1がよく入っているけれどヘアケアアイテムに入っているセラミドは2、というような差異はあるかもしれません。
それでも、とちおとめやあまおうといった風に品種名が違ってもイチゴはイチゴであるように、まったくの別物ではないということです。

ですから、髪に保湿効果を与えられる成分は肌に保湿効果を与えられる成分と同じ物だと考えていただいて大丈夫です。
ただし、問題となるのは“形状”です。

髪に保湿効果を与えられる成分=肌に保湿効果を与えられる成分でも、保湿成分が入っているスキンケアアイテムをヘアケアに使えるとは限らないということです。

化粧水くらいならまだ髪の毛に塗布できます。
でも、乳液やクリームを髪に塗布してもベタつくだけであまり浸透しません。
髪の毛は皮膚の仲間ではあっても構造が違うので、スキンケアとヘアケアを同一の物で済ませられるかといったら、ケースバイケースとなります。




髪に保湿効果のある成分を与えたいならヘアケアアイテム

髪の毛は皮膚の仲間でも、皮膚とは異なる形状をしています。
見た目からしてもう違いますよね。
となれば、スキンケアアイテムで保湿するのは難しいです。
髪には髪用の保湿アイテムを使いましょう。

髪用、すなわち、ヘアケアアイテムです。
ですが、ヘアケアアイテムを使えば髪の保湿が可能なのかというと、そうとは言い切れません。
可能な物もあれば、不可能な物もあります。

シャンプーやコンディショナーで髪に保湿効果のある成分を与えられるのか?
どちらも洗い流すので、保湿成分が入っていても髪や頭皮にはとどまりにくいです。
が、保湿成分が入っていないよりは入っているほうが保湿にはなります。

トリートメントやヘアマスクで髪に保湿効果のある成分を与えられるのか?
どちらも放置時間があるぶん、保湿成分がとどまりやすいです。
あとは、トリートメントやヘアマスクのような髪のダメージを補修するアイテムを使用すると、キューティクルが開きにくくなります。
キューティクルが開いていても閉じるように促す成分であれば髪の毛内部の水分が流失しにくくなるという利点があり、そういう意味でもトリートメントやヘアマスクは髪を保湿する上で有益なアイテムです。

アウトバストリートメントで髪に保湿効果のある成分を与えられるのか?
アウトバストリートメントのアウトバスとは「風呂の外で使う」という意味で、別名を洗い流さないトリートメントと言います。
洗い流さないので保湿成分がとどまりやすい!

こうやって考えていくと、髪に保湿効果のある成分を与えたい時にはアウトバストリートメントが最適なように思えてきます。

とはいえ、アウトバストリートメントにも色々あります。
オイルタイプもありますよね。
水分が足りないのに油分を与えて解決するのか?
しません。
油分が足りていないなら油分を与えることで解決するのですが……。

水分を失って乾燥しているなら水分を補うべきです。
けれど、水分は蒸発します。
髪は皮膚と違って乳液やクリームを塗布できないのにどうやって水分の蒸発を防ぐ?
ヘアオイル?
油分が足りているとしてもヘアオイルを塗るべき?

SBCPでは、この答えとして「水分保持力がアップすれば解決するのではないか」と考えました。




髪に保湿効果を与えるに等しい成分・コハクエキス

改めて、保湿とは何なのかを考えてみましょう。

「しっかりと保湿」と聞くと、クリームやオイルなど油分のある物を使うイメージが根づいています。
冬場にハンドクリームでケアをすることからもわかるように、油分で保湿できなくはないです。
が、しかし、油分を足すことで乾燥が癒されたように思っても、水分が足りていなくてそれを補っていないのであれば、水分不足は解決していません。
そして、乾燥状態の皮膚は十中八九油分よりも水分が足りていません。

少し話は変わって、皮膚内に存在している保湿成分は、
・セラミド
・ヒアルロン酸
・天然保湿因子(NMF)
です。

これらは皮膚内に存在していて、水分をキープしてくれています。
油分ではなく水分です。
つまり、保湿とは水分が鍵を握っているわけです。
なお、髪の毛は皮膚の仲間ではあっても顔や体の肌とまったく同じ物ではないので構造が違いますが、天然保湿因子は存在しています。

水分を与えても蒸発してしまうし、油分を与えても水分不足は解決しない。
この問題に対して、SBCPは「水分保持力がアップすれば解決するのではないか」と考え、水分保持力がアップする成分を探し求めました。
そうしてたどり着いたのが『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する』というコハクエキスです。

補うために与えることも大事だけれども、与えられる側が保持する力をパワーアップさせることも大事なはず。
そのためにできることが『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する』こと。
ヒアルロン酸は皮膚内に存在していてもどんどん減少していくので、生成を促進してその減少に抗えば理論上水分保持力はアップします。

ところで、髪の毛はどこから生えてきますか?
そうです、頭皮です。
よって、頭皮という皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進できて水分保持力が高まれば、水分をキープしやすく、乾燥しにくくなります。




まとめ

髪に保湿効果のある成分を与える=油分を与えることではない

髪は皮膚の仲間なのですから、皮膚が保湿するべきなら髪だって保湿してしかるべきです。

じゃあ、髪に保湿効果を与える成分はというと、
・セラミド
・ヒアルロン酸
・フラーレン
などが挙げられるのですが、問題はこれらの成分をどうやって与えるか、です。
皮膚の仲間だとて髪は皮膚とまったく同じ構造はしていないので、スキンケアアイテムを髪に塗布してもあまり浸透しません。
髪には髪用のアイテム、ヘアケアアイテムを使いましょう。

洗い流さないアウトバストリートメントや、洗い流す物ではあっても放置時間があるぶん浸透に優れているヘアマスク・トリートメントが髪の保湿には特にオススメです。

髪には髪用のアイテムをと言ったばかりですが、実を言うと、SBCPのアイテムは髪にも肌にも使えるように作られています。
SBCPは髪も頭皮も顔の肌も体の肌も同じ皮膚だと考えているので、全身に使えるアイテムを作りました。
したがって、例えば「SBCP 生ミネラルミスト+」であれば、髪・頭皮・顔・体の保湿アイテムとして兼用できます。
ちなみに、「SBCP 生ミネラルシャンプー+」は顔も洗えます!

しかも、SBCPのシリーズすべてに『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する』というコハクエキスを配合。
コハクエキスは保湿成分そのものではなくとも、皮膚が水分をキープしやすくなるのに一役買うので、結果として皮膚を保湿するのと変わらなくなります。

保湿効果のある成分=油分ではないので、髪を保湿したい時にはやみくもに油分を与えるのではなく、保湿効果を持つ成分・セラミドを与えるか、コハクエキスのように皮膚が水分をキープしやすくなる成分を与えましょう。




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