乾燥毛の修復に必要なのは油分ではなく水分-オイルよりもトリートメント-

乾燥毛の修復に必要なのは油分ではなく水分-オイルよりもトリートメント-

乾燥毛の修復は何をどうしたらいいのか。
改めて考えてみましょう。

乾燥毛とは、文字通り、乾燥している髪の毛の総称です。
うるおいが不足して乾燥している髪。
パサつきを感じる髪。
静電気が起きやすい髪。
広がったり、うねったり、手触りが良くない髪も乾燥が原因でそうなっていることが多いです。
そんな乾燥毛にはヘアオイルがオススメされることが多いのですがしかし、ヘアオイルでは余計に乾燥してしまうことも!

乾燥毛の修復にヘアオイルがNGな理由、そして、だったらどうすればいいのかを解説します。




乾燥毛に油分を与えると落ち着くこともあるが悪化することもある

乾燥したら油分を与える。
そんなイメージを持っていませんか?
冬場の定番アイテム・ハンドクリームも油分を与えるアイテムですし、油分イコール保湿力が高そうな印象をもたらします。

しかしながら、油分を与えることと保湿はイコールではありません。

髪が太いタイプや広がりやすいタイプはヘアオイルと比較的相性が良い毛質なので、使っても問題ないこともあります。
が、乾燥とは油分が足りないことではなく、
1.水分が足りない
2.油分が足りない
3.水分も油分も足りない
このどれかで、大抵は1か3です。

油分が足りていないなら油分を与えることは解決策になります。
でも、水分が足りていないのに油分だけを与えても水分は足りないままですから、乾燥という問題は解決しません。

そればかりか、水分が少ない状態で油分を与えると、水分と油分は分離する性質があるので残っている水分が油分から離れようとしてより乾燥することが考えられます。
ゆえに、すでに乾燥している乾燥毛にヘアオイルなどで油分を与えるのは得策とは言えないのです。

よって、ヘアオイルなどの油分を与えることは乾燥毛を修復することだとは言えなくなります。




乾燥毛に水分を与えても蒸発するし水分のあとに油分を与えても実は蒸発する

乾燥毛の修復にヘアオイルなどの油分は最適ではない。
なら、何を与えればいいのでしょうか?
水分?
確かに、水分が足りていないケースでも、水分も油分も足りていないケースでも、どちらにしても水分が足りていないのですから、水分を与えたほうがいいように思えます。
実際、肌にしても髪にしても乾燥しているならまず油分ではなく水分を与えたほうがいいです。

が、しかし、水分は蒸発します。
与えないよりは与えたほうがいいのは確かなのですが、蒸発してしまいます。

「だから油分でフタをするんでしょう?」と思った人もいるのではないでしょうか。
確かに、スキンケアの最後は水分が蒸発しないように油分でフタをするというのが定説です。
ところが、油分は「蒸発しにくくなる」というだけで「絶対に蒸発させない」わけではありません。

蒸発させにくくなるだけでも使わないよりは使ったほうがいいのですが……油分を使ったあとに水分補給をしようとしても油分にはじかれて水分が入っていかなくなります。
これも、乾燥毛にヘアオイルを推奨しない理由のひとつです。
なまじ、油分を使うと指通りが良くなって乾燥していないと錯覚してしまいやすいので、ヘアオイルはそれしかケアアイテムがない時など最後の手段にするといいでしょう。
もちろん、乾燥毛ではなくてヘアオイルと相性が良い髪質をしているなら、使っても大丈夫です。

乾燥毛に油分を与えるのは最適ではなくて、水分は与えたほうがいいけれど与えても蒸発してしまって、水分を与えたあとに油分を与えると蒸発しないかといったら、する。
どうしろというのでしょうか!
SBCPは、その「どうしろ」の答えを「水分をキープすること」だと考えました。




乾燥毛を修復させるには水分をキープさせる

乾燥毛の修復の鍵を握るのは、水分。
厳密には「水分をキープすること」です。

水分が足りていない乾燥状態も、水分も油分も足りていない乾燥状態も、どちらも水分が足りていない。
だったら、水分が足りなくならないように水分をキープさせてあげればいい!

とはいえ、どうやってキープさせるの?という話になりますよね。
保水成分という成分に活躍してもらいます。

保湿成分ではなく保水成分です。
保湿成分と呼ばれる成分の中には、保水すなわち水分をキープする性質を持つ成分があります。
水分を逃がしにくい性質だからこそ保湿できるのだとも言えます。

人間の皮膚の中にもそういう保水成分が存在しています。
代表例はヒアルロン酸です。
SBCPでは、『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する効果』を持つコハクエキスをシリーズすべてに配合。
そうすることで、加齢と共にヒアルロン酸の生成量が落ちても何もしないより水分をキープしやすくなるという理論です。
水分を与えても与えても蒸発してしまうなら、水分を逃がしにくくなればいいという考えたわけです。

ただ、乾燥毛は髪の表面のキューティクルがはがれているか、めくれています。
はがれ落ちたキューティクルは再生しないため、キューティクルがはがれている乾燥毛を修復することは不可能です。
キューティクルがはがれていると髪の毛の内部の水分や栄養がどんどん流れ出て行ってしまうからです。

ですが、キューティクルがめくれているだけなら乾燥毛は修復可能です。
SBCP 生ミネラルマスク+」はコハクエキスで水分をキープしやすく乾燥しにくくするのと、キューティクルの浮きを抑えるペリセアなどの補修成分を配合していますので、乾燥毛の修復ケアにぴったりです。




まとめ

乾燥毛を修復したいならオイルではなく補修成分を与える

乾燥状態を改善させるには油分を与えるイメージを持たれがちですが、実際には、油分だけが不足している乾燥状態はレアケースです。
水分だけが不足しているor水分も油分も不足している、それが乾燥状態の正体です。
油分を与えるだけでは乾燥は改善しない、ということ。

肌に限った話ではなく肌の仲間である髪の毛にも同じことが言えます。
パサつき、広がり、静電気など乾燥が元凶となるトラブルを抱えた髪の毛こと乾燥毛の乾燥状態を修復したいなら、油分を与えればいいというものではないんですね。

与えるべきは、水分でもありません。
いえ、水分は与えてもいいのですが、与えても蒸発してしまいます。
水分のあとに油分でフタをすれば蒸発が防げると思いきや、絶対蒸発させないわけではなく「蒸発しにくくなる」くらいの効果です。

本当に与えるべきなのは、水分をキープして逃がしにくくなる保水成分です。
保水成分を外側から与えるのみならず、内側から増やせたら理想的!
そんな理想的な成分が『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する効果』を持つコハクエキスで、SBCPのシリーズに共通配合している成分のひとつです。

あとは、補修成分も重要です。
キューティクルがはがれると、水分を与えても保水成分が増えても穴の開いたバケツで水をくむようなもの。
キューティクルがはがれ落ちる前に補修することが、乾燥毛の修復に繋がります。

結論。
乾燥毛を修復したいなら、ヘアオイルなどの油分を多く含むアイテムではなく補修成分を含むトリートメントやヘアマスクといったケアアイテムを使ってみてください。




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