髪に保湿効果をもたらす成分-油分を与えればいいわけではない-

髪に保湿効果をもたらす成分-油分を与えればいいわけではない-

髪に保湿効果をもたらす成分はあるのでしょうか?
髪も皮膚の仲間ですから乾燥は百害あって一利なし。
皮膚を保湿するように髪も保湿できるならするべきです。
ですが、髪を保湿するとはどういうことなのでしょうか?
顔のスキンケアをするみたいに乳液やクリームを塗るわけにはいかないですよね?
皮膚の仲間ではあっても顔や体の肌とはちょっと異なる、髪。
そういう髪に保湿効果をもたらす成分はあるのか、あるとしたらどんな成分なのか。
髪への保湿効果を持つ成分に迫ります。




保湿成分イコール油分を与える成分ではない

どこを保湿するかは置いておいて保湿するということであれば、保湿効果を持つ成分は色々あります。

【セラミド】
最強と呼ばれることがあるほど優秀な保湿成分。
水分を“挟み込む”性質を持っていて、水分を挟み込んで逃がさないようにします。

【ヒアルロン酸】
知名度の高さが随一の保湿成分。
セラミドみたいに挟み込みはしないものの、水分を“抱え込む”性質を持っています。
セラミドほどではなくともなかなかに優秀な性質です。

【コラーゲン】
肌のハリを担う成分として一躍脚光を浴びました。
が、ヒアルロン酸と同じく水分を“抱え込む”性質を持っています。

【スクワラン】
代表的なのは鮫由来のオイル。
古くから存在していて歴史のある保湿成分だと言えます。

【ミネラルオイル】
別名を鉱物油。
工業に使用される鉱物油とは異なり、化粧品に使用される鉱物油は精製されています。

【油脂】
オリーブ油、ツバキ油、ヒマシ油、マカデミアナッツ油、カカオ脂、シア脂など。
ここに挙げた物はすべて植物性の物です。

【ロウ類】
カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリンなど。
ここに挙げた物は植物性もしくは動物性で天然由来の物です。

代表的な物をざっと挙げただけでこんなにたくさんの保湿成分があります。
そもそも、改めて考えてみると、保湿とはどういうことなのでしょうか?

「保湿する」と聞くとクリームなどの油分を含むアイテムを思い浮かべる人が多いことと思います。
が、実は、保湿とは油分を与えることではありません。
ここに挙げた保湿成分を今一度振り返ってみてください。
油脂やロウ類は確かに油分でも、セラミドやヒアルロン酸などは油分ではありません。

湿度を保持すると書いて保湿。
適度な湿度をキープして乾燥させないように予防すること、もしくは、乾燥している状態を改善すること、それが保湿だと言えます。
そう考えると、髪を保湿することもまた油分を与えることではなく、保湿効果を持つ成分を与えることとなります。




髪にどうやって保湿効果を持つ成分を与えればいいのか?

油分を与えること、ではなく、『乾燥の予防改善』が保湿。
それすなわち、油分ではなく保湿効果を持つ成分を与えることこそが保湿。

だとしても、顔や体の肌はともかく、髪や頭皮にどうやって保湿効果を持つ成分を与えればいいのでしょうか?

シャンプー?
確かに、シャンプーは髪にも頭皮にも触れる物です。
毎日使う物でもあります。
ただ、洗い流す物でもあるので、髪に保湿効果のある成分がとどまらないようにも思えます。

トリートメントやヘアマスク?
洗い流す物ではありますがシャンプーと違って放置時間があり、その放置時間で保湿効果のある成分が浸透します。
よって、髪に保湿効果のある成分を与えたいなら、このふたつはかなり有効なはずです。

スタイリング剤?
これまたシャンプーの際に流れ落ちるというか、スタイリング剤を使ったあとはシャンプーでリセットして素の状態の髪に戻す必要があります。
もっとも、保湿成分が入っていないよりは入っていたほうが髪を保湿できるはずで、ヘアスタイルを維持しつつ保湿もできるという一石二鳥さがあります。

アウトバストリートメント?
ドライヤー使用時から次にシャンプーするまでの割と長いあいだ髪に塗布しているとしたら、トリートメントやヘアマスクと同様に保湿成分が浸透するのではと考えられます。

髪に使うアイテムのいずれか、できれば、髪に触れる時間が長い物に保湿効果のある成分が入っている物を選ぶ。
もっと言うと、例え洗い流す物であってもヘアケアアイテムは保湿効果のある成分が入っている物を選ぶ!
髪を保湿しようと思うなら、これがひとつの目安となります。




ヘアケアアイテムは保湿効果のある成分が入っている物を選ぶ

ヘアケアアイテムは保湿効果のある成分がある物を選ぶと髪の保湿ケアになります。
ところが。
化粧品の成分名はちょっとわかりにくくて、例えば、ヒアルロン酸が配合されているとしてもヒアルロン酸Naと書いてあったり、セラミドが配合されているとしてもセラミドEOPと書いてあったり。
よく似ているけれどまったく同じ名称ではない単語が書いてあることがあります。
これは間違いではなく、成分名と表示名称の違い、つまり、どちらも同じ物で名前の書き方が少し違う物なのですが……そういう違いを全部覚えるのは骨が折れますよね。

保湿効果のある成分が入っているヘアケアアイテムってどれ!?
そんな風に迷ったら、SBCPのシリーズの中からお選びください。

例えば、「SBCP 生ミネラルシャンプー+」の成分表示の中からピックアップすると、
・加水分解ヒアルロン酸
・マカデミアナッツ油
・スクワラン
・ホホバ種子油
などの保湿成分が名前を連ねています。

何より、SBCPのシリーズに共通して配合している成分であるコハクエキス。
コハクエキス自体は保湿効果を持つ成分ではありません。
が、コハクエキスには『皮膚内のヒアルロン酸の生成を促進する』という効果があります。
ヒアルロン酸は、保湿成分であると同時に保水成分でもあります。
保水成分とは、水分をキープできる成分。
思い出してください、ヒアルロン酸は水分を抱え込むという性質を持っているんですよね?
ゆえに、水分をキープし、逃がしにくい。
水分が逃げなければ乾燥もしない。
つまり、保湿効果を持つ成分そのものではなくとも、コハクエキスは結果として『乾燥を予防改善』します。




まとめ

髪にとっては保湿効果を持つ成分もコハクエキスも乾燥を予防改善に導く

肌にとって乾燥が大敵であるように、肌の仲間である髪にとっても乾燥は大敵。
乾燥から守るケアこと保湿ケアをするべき。
でも、だからといって、肌と違う形状をしている髪の毛という物に対してどうすれば保湿ケアになるのでしょうか?
ヘアケアアイテムは保湿成分が配合されている物を選ぶことがその答えになると考えられます。

そうはいっても、種類の多い保湿成分の成分名やら表示名やらを暗記するのは骨が折れるというもの。
だったら、保湿成分が配合されているヘアケアアイテムを作っているブランドを選べば話は簡単です。
そして、SBCPはその「保湿成分が配合されているヘアケアアイテムを作っているブランド」です!
また、SBCPのシリーズにすべてに配合しているコハクエキスには水分キープする成分であるヒアルロン酸の生成を促進する効果もあります。
保水成分・ヒアルロン酸の生成が促進されれば、水分を逃がしにくくなります。
水分を逃がしにくくなることは乾燥しにくくなることに通じています。

重要なのは、乾燥から守るケアこと保湿ケアとは油分を与えるだけのケアではないということ。
油脂やロウ類は油分に属している保湿成分とはいえ、油分を与えることが保湿になるというのは誤解です。
油分を含んでいるアイテムではなく保湿効果を持つ成分を含んでいるアイテムをヘアケアに使いましょう。




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