髪のうねりを改善しようと縮毛矯正やストレートパーマをかける前に。
髪のうねりは、くせ毛なのでしょうか?
それとも、くせ毛ではない何かなのでしょうか?
くせ毛なのかそうではないのかによって、髪のうねりの改善方法は変わるのでしょうか?
髪のうねりの正体と、髪のうねりの改善方法についてお話しします。
髪のうねりには先天的なものと後天的ものとがある
髪がうねる!
うねるせいで髪が言うことをきかない!
という経験のある人は多いはず。
パーマがかからないほどの直毛ならともかく、髪がうねったことがない人よりある人のほうが多いと言えるほどに“うねる”という現象はよくあります。
では、髪はどうしてそんなにうねってしまうのか。
原因は大きく分けてふたつあります。
先天的な原因、もしくは、後天的な原因です。
先天的な原因とは、くせ毛。
生まれつきくせ毛でそれでうねりやすかったり、うねっている状態がデフォルトだったりします。
うねりやすいにしても、常にうねっているのだとしても、生まれつきそうなっているため、まったくうねらないようにするのは少し難しいです。
ただ、髪のうねりは強いくせがあるというよりも軽いくせに近いので、縮毛矯正をかけるほどではないのではないでしょうか。
ストレートパーマをかけることでうねりが気にならなくなることがありますが、うねりの強さにもよります。
いずれにしても、先天的な髪のうねりの場合、「放っておいたらいつのまにかうねらなくなっていた」ということは残念ながらなさそうです。
後天的な原因は、複数あります。
長くなるので後述します。
後天的な髪のうねりの原因は複数考えられる
髪のうねりの後天的な原因は複数あります。
・毛穴の変形
1.毛穴がゆがんでいる→毛穴詰まりを起こしている
2.毛穴がたるんでいる→頭皮がたるんだことで毛穴もたるんだ
・キューティクルにダメージ
1.キューティクルが開いている時間が長い
2.キューティクルが開きっぱなしになっている
3.キューティクルがはがれ落ちている
・髪の乾かし方
1.自然乾燥させている
2.タオルドライせずにドライヤーのみ
3.タオルドライとドライヤーで乾かすが冷風モードで仕上げていない
・水分不足
1.髪の毛の水分不足
2.頭皮の水分不足
まず、毛穴の変形。
生まれつき直毛の人と生まれつきくせ毛の人とでは、頭皮の毛穴の形が違います。
直毛の人の毛穴は真ん丸に近いのに対して、くせ毛の人の毛穴は真ん丸というにはいびつです。
そして、パスタマシーンからパスタが出てくるごとく毛穴の形に沿って髪の毛が生えてくるので、真ん丸な毛穴ではない毛穴から生えてくる髪にはくせが生じます。
そして、生まれつきの毛穴は真ん丸だったとしても、皮脂や汚れが毛穴に詰まっているとくせ毛の人の毛穴と同じく真ん丸ではなくなるため、後天的にくせ毛になったり髪にうねりが出たりします。
それから、加齢。
歳を重ねるごとに顔の皮膚はたるみやすくなります。
顔の皮膚がたるむと、顔の皮膚と繋がっている頭皮もたるみます。
たるむと本来の毛穴の形とは違う“たるみ毛穴”になり、そこから生えてくる髪はうねりやすくなります。
次に、キューティクルにダメージがある場合。
キューティクルが開いている時間が長くても、キューティクルが開きっぱなしになっていても、キューティクルがはがれ落ちていても、髪の毛の内部にある水分やたんぱく質といった健やかな髪に欠かせない物が流れ出て行ってしまいます。
水分やたんぱく質が失われた髪の毛はうねりやすいです。
特に、キューティクルがはがれ落ちてしまっていると、本来なら疎水性(=水をはじく)であるはずの髪が親水性(=水となじむ)に傾き、水を吸収しやすくなります。
この場合の水とは“髪にとって必要な水分”ではなく“単なる水気”であり、水気でふくらんだ髪の毛は広がりやすくうねりやすくなります。
続いて、乾かし方。
自然乾燥すると、キューティクルが開いている時間が長くなります。
かといって、自然乾燥させなかったとしてもタオルドライせずにドライヤーで乾かそうとすると乾かすのに時間がかかり、ドライヤーの温風にさらされる時間が長くなり、キューティクルが開いてしまいます。
タオルドライしたとしてもドライヤーの仕上げには冷風モードで髪の温度を下げないと、温まったことで開いたキューティクルがそのままになり、結局、乾かしたのにキューティクルが開いている事態を招きかねません。
最後に、水分不足。
髪の毛が水分不足におちいると、干した野菜やワカメがシワシワになってうねっているのと同様にうねりやすくなります。
頭皮が水分不足におちいると、そこから生えてくる髪の毛もまた水分不足におちいりますから、同じことが言えます。
こんなにたくさん原因があるのですから、髪がうねりやすくても当然という気がしてきますね。
髪のうねりを改善するには原因をひとつひとつ除去していく
髪のうねりの原因がわかったところで、髪のうねりの改善方法について。
ようやく本題です。
先に言いましょう、髪のうねりの改善方法は、「原因をひとつひとつ除去していく」です。
原因がたくさんあるということは、「どれが自分の髪のうねりの原因なのか特定しないことには髪のうねりは改善しない」ということでもあります。
面倒でも、地道にひとつひとつ可能性を潰していくことが確実です。
急がばまわれというか、遠まわりのようで近道というか、とにかく地道ですが、やってみる価値はちゃんとあります。
どれから手をつけていいかわからない……。
そういう人は、手始めに、キューティクルのダメージから改善していきましょう。
そのためには、
*タオルドライとドライヤーと冷風モード
*トリートメントかヘアマスク
これらが鍵となります。
しっかりと乾かし、けれど、乾かし過ぎない。
キューティクルを閉じる成分が配合されているトリートメントやヘアマスクを使う。
こうすることで、キューティクルが開きっぱなしになることやはがれ落ちてしまうことを予防改善していくことになり、ひいては、それが髪のうねりの改善に繋がっていきます。
さらに、キューティクルのダメージを予防改善することは、髪の毛内部の水分の流出を予防改善するので、髪の毛の水分不足を予防改善することにも繋がります。
つまり、キューティクルのダメージの予防改善することで、髪の毛の水分不足という髪のうねりの原因についても除去できるのです。
髪の毛を守っているキューティクルを守ることで、髪の毛のトラブルを未然に防げるというわけですね。
あとは、頭皮のたるみや頭皮の水分不足を改善できたら万全ですよね。
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水分量がアップすれば、水分不足の解決はもちろん、頭皮のリフトアアップにもなります。
まとめ
髪のうねり改善への近道はキューティクルの傷みをケアすること
髪のうねりを改善するには、髪のうねりの原因を知って、その原因を除去していくのが面倒でも近道です。
髪のうねりの原因は、先天的なものと後天的なものとがあります。
先天的なものはいわゆるくせ毛です。
先天的な場合、除去はできません。
後天的なものは、非常に多くの原因があります。
毛穴が詰まっている、頭皮がたるんで毛穴もたるんだといった毛穴の変形。
キューティクルが開いている時間が長い、開きっぱなしになっている、はがれ落ちているといった、キューティクルの傷み。
自然乾燥させている、タオルドライしていない、冷風モードで仕上げないといった、髪の乾かし方の問題。
髪の毛の水分が不足していても、頭皮の水分が不足していても、髪はうねりやすくなります。
どれから原因を取り除いていけばいいか悩んだらキューティクルの傷みから除去していきましょう。
キューティクルを可能な限り閉じることで、キューティクルの傷みの予防改善になるのみならず、髪の毛の水分の流出を防いで髪の毛の水分不足の予防改善になります。
先天的な原因=くせ毛だったとしても、後天的な原因のいずれかだったとしても、キューティクルが傷んでいるとうねりは悪化します。
よって、キューティクルのケアは先天的でも後天的でもどちらでも有効です。
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