SBCPとPUT ON MAGICの共通成分・フムスエキス(フルボ酸)

SBCPとPUT ON MAGICの共通成分・フムスエキス(フルボ酸)

SBCPにもPUT ON MAGICにも配合されているメイン成分、フムスエキス(フルボ酸)。
この「フムスエキス(フルボ酸)」という表記には理由があります。
「フムスエキス」だけではダメなのです。


希少なのはフムスエキスではなくフルボ酸

SBCPにおいて琥珀(コハク)エキスと並ぶ主要な成分、それがフルボ酸です。
「フムスエキスじゃなかったっけ?」と思った方、そうです、フムスエキスです。
でも、フムスエキスではないんです。

どういうことかというと、フムスエキスに含まれているフルボ酸という成分が希少なのであって、単なるフムスエキスでは不十分なのです。
フムスエキスという表記ではフルボ酸とはまったくの別物だと解釈されることさえあります。

フムスエキスは腐植土から抽出されます。
園芸に使用される腐葉土と字面が似ていますね。
腐葉土は、枯れた葉っぱが腐ってさらに虫や微生物が分解して土のような状態になった物。
対して、腐植土は、植物が朽ちた物という点も微生物に分解されている点も同じです。
ただし、植物は植物でも太古の植物。
太古の昔に存在していた植物が、腐葉土とはくらべものにならないくらいに長い年月をかけて微生物に分解され、発酵し、発酵と分解を繰り返して繰り返して、そうして土のような状態つまり腐植土になったのです。
一説によると、腐植土が1センチ堆積するのに要する時間は100年だと言われています。

腐植土自体が、どこにでもあるとは言い難いレアな存在です。
そういう土の中に存在しているフムスエキス。
そのフムスエキスの中に存在しているフルボ酸は、腐植土よりもさらにレア、レア中のレアです。
腐植土が100あって、その中にフムスエキスが10あって、そのフムスエキスの中にフルボ酸が0.1ある。
この数字は仮の物ですが、そういうイメージです。

希少なフルボ酸だからこそ、キレート作用のような私達にとってプラスに働く作用が発生するのも納得というものです。


腐植物質の中でも水に溶けやすいのがフルボ酸

以前、SBCPの顧問医学博士・Dr.Yuriによるフルボ酸についての解説をブログに掲載しました。
復習しますと、フルボ酸はポリフェノールの仲間で、腐植物質というグループに属しています。
腐植物質はフルボ酸以外にもフミン酸とヒューミンというものもあり、なんと、フミン酸にもキレート作用はあります。

同じ腐植物質でキレート作用があることも同じなのに、SBCPとPOMはなぜフルボ酸を選んだのか?
それは、フルボ酸が可溶性だからです。

可溶性というのは、溶けることが可能な性質をしているということです。
溶けると溶けないという性質は、どうでもいいというか、重要度が低いようにも思えます。
ところが、水分がベースとなる化粧品において溶けにくい成分を配合するとなると、どうにかして溶かさなくてはならないという問題が生じます。
強引に溶かすために余計な成分を配合すること、分離する危険性をはらむことを考えたら、不溶性よりは可溶性のほうが適した成分ということになります。

フルボ酸は、アルカリ性の水でも酸性の水でも溶けるという溶解性を持っています。
フミン酸は、アルカリ性の水には溶けるものの、酸性の水では溶けずに沈殿します。
ヒューミンにいたっては、アルカリ性だろうと酸性だろうと溶けない完全なる不溶性です。


フルボ酸は天然物質としては分子サイズが小さい

フルボ酸には、分子サイズが小さいという特徴もあります。
天然物質としては、という前置きがつくものの、分子サイズが小さいのです。

物質をそれ以上分けることができない大きさまで分解したもの、原子。
その原子がいくつか集まったもの、分子。
化学の授業を思い出してください。
水素原子(H)ふたつと、酸素原子(O)ひとつで、H2Oという分子になったはずです。

話をフルボ酸に戻します。
フルボ酸は、原子がいくつか集合している分子サイズで見ると、天然物質の中ではサイズが小さいほうなのです。
分子サイズが小さいということは、皮膚にとっては吸収しやすいことを意味しています。

化粧品に配合されている成分は、一見、どれも同じ大きさをしているように見えます。
結晶状ならともかく液体状ならまず間違いなく大きさの違いなどわかりません。
しかし、分子サイズにしてみると、大きさに差があることがわかります。

分子サイズで考えると、皮膚はネット(網)みたいな存在です。
網目よりも大きな分子は表面にとどまりますし、網目よりも小さければ通り抜けます。
この通り抜ける状態が“浸透”です。
あるいは、経皮吸収すなわち皮膚を経た吸収です。

分子サイズが大きい物の吸収を良くするために小さくする加工することもあるくらいなので、分子サイズが小さいというフルボ酸の特徴は化粧品においてはメリットだと言えます。


まとめ
SBCPとPOMの共通成分・フルボ酸は琥珀(コハク)エキスに勝るとも劣らない

先日の説明通り、琥珀(コハク)エキスはSBCPにしか配合されていません
が、SBCPにもPUT ON MAGICにも配合されている共通成分・フルボ酸も、琥珀(コハク)エキスに負けず劣らず希少で優秀な成分です。
ですから、「SBCP 生ミネラルミスト+」を試したいのに欠品中で試せないという方にはPUT ON MAGICのミストをおすすめしています。
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