ペリセアという成分があります。
一言で言うと、髪の毛の補修成分です。
大手企業の旭化成が開発した成分(※開発当時は旭化成ケミカルズ株式会社でしたが現在は吸収合併しています)で、2006年からその歴史が始まっています。
15年ほど経過していることを考えると、新し過ぎてよくわからない成分ではなく、古過ぎて廃れている成分でもなく、ヘアケアアイテム等に使われている実績があるのですが……知名度が高いかというと、そうでもないかもしれません。
しかし、ペリセアは確かな実力を成分です。
どんな成分で、どんなメリットがあるのか、デメリットの有無、デメリットがあるならどんなデメリットなのか。
毛髪補修成分としてとても優秀なペリセアのことを知ってください。
ペリセアは内側も外側も補修してしかも浸透が非常に早くてさらにとどまる
ペリセアは「傷んだ髪をケアしたい」というニーズに応えるべく開発された成分です。
旭化成は化粧品メーカーではありませんが、吸収合併される前の旭化成ケミカルズ株式会社ではシャンプーや洗顔料の原料を販売していました。
すなわち、化粧品及びヘアケア製品の原料を作る技術を有していたわけです。
そして、ヘアケアにおいて傷んだ髪を何とかしたいという声が非常に多いことに着目し、何とかできそうな成分の開発に着手。
そうして誕生したのがペリセアです。
「何とかしたい!」という声に応えて「何とかします!」という成分を開発したのですから凄い話ですよね。
実際、ペリセアの効果は凄いです。
1.髪の内部に浸透して内部から補修する
2.髪の外側つまりキューティクルを補修する
3.浸透に要する時間が極めて短く、かつ、しっかりとどまる
どれかひとつでもダメージケアにとっては嬉しい効果なのに、なんと、みっつも嬉しい効果が。
実のところ、「髪の内部に浸透して内部から補修する」や「髪の外側つまりキューティクルを補修する」成分であれば、ペリセア以外にも存在します。
しかし、ペリセアのもっとも凄いところは「浸透に要する時間が極めて短く、かつ、しっかりとどまる」点です。
従来の「髪の内部に浸透して内部から補修する」成分は、浸透までに時間を要するという課題がありました。
一般的なトリートメントやヘアマスクに放置時間が設けられているのは、内部に浸透する力も補修する力もあるけれど浸透までに時間を要する成分を使用しているからです。
時間はかかっても浸透するならそれでよしとしてもいいような……。
でも、ユーザーとしては素早く浸透するならそのほうがいいですよね。
ペリセアは放置時間が1分程度でいいという、「浸透に要する時間が極めて短い」という説明に嘘偽りのない浸透の早さです。
ですが、素早く浸透するとしても素早く出て行ってしまったら補修にいたりません。
ペリセアはそこもカバーしていて、「浸透に要する時間が極めて短い」のに洗い流す際に流れ出ていくことなくしっかりと髪の毛にとどまります。
ペリセアの難点を挙げるとしたら原材料として高価格帯であること
ペリセアがそんなに凄くて良い成分ならどうして知名度があまり高くないのでしょう?
答えは、高級だから。
ペリセアの原材料としての価格が高価だということです。
化粧品の原材料には安い物もあれば高い物もあります。
野菜もそうですよね?
玉葱やじゃがいもはスーパーで普通に売っている物は手に取りやすい価格帯ですが、ブランド野菜と言って玉葱でもじゃがいもでも高い物があります。
ペリセアだけがいやに高いのではなく、フラーレンなど、開発に時間やコストを要した成分や貴重な成分はどうしても高くなります。
高価格帯原材料であるペリセアは、ヘアケア製品だとサロン専売品に入っていることが多いです。
知名度があまり高くないとは言いましたが、美容師であれば割と知っている成分かと。
市販品に配合されていることもなくはないです。
が、ドラッグストアで買える低価格帯の物だと入っていないので、それで知名度が高くならないのだと思われます。
ペリセアのデメリットを挙げるとしたらこの「高級なこと」でしょうか。
ただ、高級だとしても無駄に高いのではなく効果に見合う値段だと言えます。
「SBCP 生ミネラルマスク+」はペリセアを配合したヘアマスク
SBCPではペリセアをヘアマスクに配合しました。
その名も「SBCP 生ミネラルマスク+」。
これにより、ヘアマスクでありながら放置時間がたったの1分で済み、おかげさまで、発売してすぐに完売状態が続くほどご好評いただいていました。
トリートメントとヘアマスクは類似製品です。
特徴や効能が似ている製品なんですね。
しかしながら、違いもあります。
一般的に、トリートメントよりもヘアマスクのほうが放置時間が長くなっています。
トリートメントは10分から15分ほど。
ヘアマスクは15分から20分ほどの放置時間を設けています。
メーカー差があるものの、放置時間の目安はトリートメントよりヘアマスクのほうが長く、長いぶん、効果が高いです。
放置時間が長くてもツヤツヤサラサラの髪の毛のためなら頑張れる!という人もいれば、ちょっとしんどいという人もいて当然です。
放置時間が長いのは面倒か面倒じゃないかで言ったらやっぱり面倒ですから。
入浴時にお湯につかりながらスマホを見るなどを日常的にしているならともかく、15分も20分もただ待つだけなのは大変です。
大変、でも、美髪になりたい、あるいは、髪のダメージを何とかしたい。
大変さを我慢するか、髪のダメージを我慢するか。
どちらも我慢しなくて済むのが「SBCP 生ミネラルマスク+」!
時短アイテムなので時間がない時に使うも良し。
放置時間が短いのでトリートメント代わりに使うも良し。
週2回ほどの使用でOKです。
パーマやカラーのもちを良くしたいなら、施術後の1週間ほどは毎日使用するのもオススメです。
まとめ
ペリセア配合ヘアマスクは週2回使用で髪の中も外も補修するので良コスパ
傷んだ髪をどうにかしたいというニーズに応えるべく旭化成が開発したペリセア。
見事にニーズに応え、
1.髪の内部に浸透して内部から補修する
2.髪の外側つまりキューティクルを補修する
3.浸透に要する時間が極めて短く、かつ、しっかりとどまる
これらの効果を持つ補修成分ことペリセアが誕生しました。
髪の内部に浸透する成分はペリセアが開発される以前から存在していたのですがしかし、浸透に時間を要するという課題がありました。
その課題をクリアしたペリセアは浸透が非常に早く、1分程度で髪の毛の内部に浸透。
それでいて、すぐに流れ出てしまうのではなくとどまります。
さらに、髪の保護のためといってもカチカチにコーティングするようなことはせず、開いたり浮いたりしているキューティクルを抑えるというような補修をします。
こんなにも優秀なペリセアの知名度がイマイチなのは原材料として高級であるため、低価格帯のヘアケア製品に配合するのは難しいからです。
この点がペリセアのデメリットと言えばデメリットですね。
SBCPではペリセアをヘアマスクに配合。
結果、効果が高い代わりに放置時間が長いヘアマスクでありながら放置時間がたった1分でいい「SBCP 生ミネラルマスク+」が生まれました。
浸透が素早いのに洗い流す際に流れ出ていってしまわないので週2回程度の使用でOKです。
そのため、高級原材料であるペリセアを配合していてもコスパは悪くありません。
髪の内部を補修する物と髪の外側・キューティクルを補修する物とふたつの物を用意しなくて済むことを鑑みると、コスパが悪いどころかむしろ良いのではないでしょうか。
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