アルガンオイルは貴重で高級だから凄いのではなく肌なじみの良さが凄い

アルガンオイルは貴重で高級だから凄いのではなく肌なじみの良さが凄い

アルガンオイルは高級オイルとして知られているオイルです。
食用にもなりますが美容オイルとしてその名を轟かせています。
SBCP 生ミネラルマスク+」に配合しているオイルなのですが、SBCPは単に高級だからアルガンオイルを選択したわけではありません。
ましてや、SBCPは油分よりも水分を重視しているブランドです。
アルガンオイルはどういうオイルなのか?
SBCPはなぜアルガンオイルを配合することを選んだのか?
水分を重視するブランドにも関わらず選んだアルガンオイルと、アルガンオイルを配合したことがどういうメリットをヘアマスクにもたらしているのかを説明します。




水分を重視するブランドにも関わらずアルガンオイルを選んだ理由

SBCPは油分より水分を重視しているブランドです。
保湿とは油分を与えることではないと考えています。

保湿クリームというような言葉がありますし、クリームすなわち油分をたっぷりと含んだアイテムは保湿ができるアイテムのように思えます。
実際、まったく保湿できないわけではないです。

しかしながら、保湿したい状態はどんな状態なのかというと、乾燥している状態ですよね?
乾燥とは?
油分が足りないことでしょうか?
油分が足りていない乾燥もありますがしかし、水分が足りていないのも、水分と油分両方が足りていないのも乾燥です。

ところで、人間の皮膚は皮脂という物を分泌します。
読んで字のごとく、皮膚のための脂(あぶら)です。
皮膚は油分については自前の物があるわけですね。
それを言うなら、皮膚の中には保水成分が存在していて、水分をキープしています。
あれ?
皮膚には油分も水分も備わっているのに乾燥する……?
そうなんです、本来は持っているはずの油分や水分が何らかの要因で足りなくなるから乾燥するんです。

ただ、油分が足りなくなって乾燥するのはそういう肌質の人で少数です。
大多数は、水分が足りていないか、水分と油分両方が足りていないか。
つまり、どちらにしても水分が足りなくて乾燥している人がほとんどです。

ちなみに、水分が足りなくなって乾燥を感じれば感じるほど、乾燥状態を癒そうとして皮脂は分泌されます。
ゆえに、皮膚は油分が足りていることが多いです。

それなのに、油分を足す必要はないのではないだろうか。
もちろん、油分が足りていないなら油分を足すべきだが、水分が足りていないなら油分ではなく水分を足すべき。
水分が足りていないなら水分を足してこそ保湿になるのであって、油分を足せばそれだけで保湿になるわけではない。
これが、SBCPが水分を重視する理由です。

じゃあ、どうして水分を重視しているブランド・SBCPが「SBCP 生ミネラルマスク+」にアルガンオイルを配合したのか?
それは、アルガンオイルが単なる油分ではなく、非常に肌なじみが良いオイルだからです。




アルガンオイルは皮脂と同じリノール酸を含んでいるから肌になじみやすい

アルガンオイルは高級オイルとして知れ渡っていますが、ただ高いだけのオイルなのではなく非常に肌なじみが良いのが特徴です。
なぜ肌なじみが良いのかというと、そういうオイルだと言ったらそれまでなのですが、ちゃんと理由があります。

アルガンオイルにはリノール酸とリノレン酸という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
オメガ3脂肪酸という単語を聞いたことはないでしょうか。
DHAやEPAといった魚由来の物が有名です。
脂肪酸は名前の通りに脂肪の仲間ですが、脂身のような物ではなく、むしろ人間の健康に欠かせない脂肪で、言ってみれば“良い脂肪”。

人間の皮膚を守ってくれている皮脂にもリノール酸が含まれています。
同じ成分が含まれているので、アルガンオイルは肌にすっとなじむ!
油分は物によってはベタベタしていていつまでも肌の表面に残っているような感じがしますが、アルガンオイルはそんなことがありません。

顔の肌も体の肌も頭皮も髪の毛も皮膚の仲間ですから、皮膚になじみやすいアルガンオイルは顔の肌に使っても体の肌に使っても頭皮に使っても髪の毛に使っても、なじみますし、とてもなじみやすい!

しかも、アルガンオイルは美肌ビタミンと呼ばれるビタミンEも豊富に含んでいます。
ビタミンEが含まれていることで知られるオイル・オリーブオイルの3~6倍も含んでいるとのこと。

ビタミンEが美肌ビタミンと呼ばれているのは酸化に抗う抗酸化作用を持っているからです。
老化を促進してしまう酸化に抗うことは美肌に通じるということで美肌ビタミンと呼ばれています。
顔の肌も体の肌も頭皮も髪の毛も皮膚の仲間でそして老化しますから、酸化に抗うことはメリットです。




アルガンオイルは希少で高級だが生活に寄り添ってきたオイル

アルガンオイルはアルガンという木の果実の種子から抽出されるオイルです。
果実の種子から抽出と聞くと簡単に採取できそうに思えますが、アルガンの種子1粒から抽出できるアルガンオイルは種子のほんの3パーセント程度で、アルガンの果実100個から抽出できるオイルは1リットル程度とのこと。

1リットルなら多い?
いえ、そうでもありません。

まず、アルガンの木は世界広しといえども、北アフリカにあるモロッコ王国にしか生えません。
しかも、なぜか、モロッコ王国の中でも限定された地域にのみ生息する木です。
希少ですよね。
その希少さゆえに、人間がアルガンの果実を採取することはモロッコ王国の法律で禁じられています。
採取を許されている存在はヤギです。
ヤギがアルガンの果実を食べたあとに吐き出した種子を人間が採取し、それでようやくアルガンオイルの抽出作業に入れます。

そして、抽出といっても、機械でぱっぱと抽出するわけではなく、手作業です。
石で叩き潰すという昔ながらの手法でアルガンオイルは作られています。
アルガンの果実100個から1リットルほどのアルガンオイルが抽出できるとしても、養殖している果実の種子を何百何千何万個と採取するのとはわけが違いますから、抽出できる量にはどうしても限りがあります。

希少な上に手間もかかっているアルガンオイルはどうしても高級になります。
希少で、高級。
けれど、高級品だから「SBCP 生ミネラルマスク+」に配合したのではなく、現地の人々の美容や健康に昔から寄り添っているオイルだから配合しました。
SBCPは、植物由来成分にこだわりがあります。
植物はアレルゲンになるとはいえ、人間の生活を助けてくれていました。
今でも、ハーブや生薬など生活を助けてくれる植物はたくさんあります。
植物のチカラを借りるべく、その一環としてアルガンオイルを選びました。




まとめ

アルガンオイルのメリットは高級なことではなく肌なじみの良さ

アルガンオイルは高級なオイルです。
オイルの原材料となるアルガンの木が世界の中でもたった一カ国の限られた地域にしか生息していないためです。
しかも、果実は人間が採取することが禁じられていて、アルガンの果実を食べることを許されているヤギが種子を吐き出すのを待って、吐き出した種子をようやく入手してから手作業で抽出します。
希少さと手間暇が合わさった結果、高級なオイルとして販売されています。

が、高級だからという理由で「SBCP 生ミネラルマスク+」に配合したわけではありません。
高級イコールなんとなく良い物というイメージがありますし、値段に見合う効果もあるものです。
ですが、SBCPがアルガンオイルを選んだのは、
*人間の皮脂にも含まれているリノール酸が含まれていて肌なじみが良い
*抗酸化作用を持つビタミンEも含まれている
*昔から現地の人々の生活に寄り添っていた植物由来の成分
だからです。




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