ヒアロベールはヒアルロン酸の保湿力はそのままに吸着性を持たせた成分

ヒアロベールはヒアルロン酸の保湿力はそのままに吸着性を持たせた成分

ヒアロベールはヒアルロン酸と名前が似ていますね。
別名を『機能性ヒアルロン酸』と言います。
すなわち、ヒアルロン酸の仲間です。

ヒアルロン酸は保湿成分としても保水成分としても優秀な成分です。
ですが、ヒアルロン酸は完全無欠ではなく欠点があります。
その欠点を補うような機能を持たせた物。
それがヒアロベールです。

SBCP 生ミネラルマスク+」に配合されているヒアロベールの機能について解説します。




ヒアロベールは吸着するという機能を持たせたヒアルロン酸

ヒアルロン酸は1グラムあたり6リットルもの水を抱え込みます。
保水成分は保水=水分をキープする性質があり、中でもヒアルロン酸は水を抱え込んでキープします。
ちょっと持つのではなくがっちりと抱え込むわけです。

水分のキープの仕方がしっかりとしていればいるほど水分を逃がしにくくなりますから、水分のキープのしかたがしっかりとしている物ほど優秀な保水成分だということになります。
ヒアルロン酸は優秀な保水成分だということです。
なおかつ、水分を逃がしにくくてだから乾燥させにくいので、優秀な保湿成分でもあります。

しかしながら、ヒアルロン酸は、塗布しても洗うと流されます。

いえ、ヒアルロン酸に限った話ではなく、化粧品に配合されているだいたいの成分は塗布しても洗えば流れます。
これは、「とどまる」という性質を持っていないためです。
中には、とどまる性質を持っている成分もあります。
が、少なくとも、普通のヒアルロン酸にとどまるという性質はありません。

どんなに優秀な保水かつ保湿成分でも、洗い流すアイテムに配合していて洗った際に流れ落ちていってしまったら、その効果は万全に発揮されません。
言わば、洗い流されてしまうことは欠点ですらあります。

そういうヒアルロン酸の欠点を補うべく、ヒアルロン酸に“吸着する”という機能を持たせたのがヒアロベールで、ヒアロベールは洗っても流れ落ちないのが最大の強みです。




洗い流すアイテムであるヘアマスクの保湿力を高めるヒアロベール

ヒアルロン酸に吸着機能を持たせたヒアロベール。
では、どれくらい吸着するのでしょうか?
普通のヒアルロン酸も粘性があってペタペタしているので、多少は吸着しますが……。

皮膚に塗布した実験では、ヒアロベールは普通のヒアルロン酸の17倍の吸着力があるという実験結果が出ています。
17倍という数字は十分凄い数字ですが、髪の毛をヒアロベール液に浸した実験では、なんと普通のヒアルロン酸の290倍もの吸着力があるという結果が!

吸着することで洗い流されないので、髪の毛にヒアロベールを使うと髪の毛の保水力がアップします。
髪の毛が水分をキープしやすくなるということです。
また、保水されることにより、キューティクルのリフトアップ(=キューティクルが乾燥などが原因で開きっぱなしになって浮いている状態のこと)が改善されます。

さらに、ヒアロベールは健康な髪にも傷んだ髪にもどちらにも吸着します。
健康な髪にしか吸着しなかった場合、傷んでいる髪こそ保水したいのに保水できないということになってしまいますが、ヒアロベールは健康な髪でも傷んだ髪でも吸着するので髪の毛のダメージの有無に関わらず保水が可能!

これらのことから、ヒアロベールは髪の毛との相性がとても良い保湿成分だと言えます。
そして、吸着するという機能は洗い流すアイテムにぴったりの機能です。
ですから、SBCPではヘアマスクこと「SBCP 生ミネラルマスク+」にヒアロベールを配合しました。




ヒアロベールは玉子に深い関わりがある大手メーカーが作った成分

ヒアロベールはとあるメーカーが作った成分なのですが、そのメーカーは誰もが知っているくらい有名ではあるものの、化粧品のメーカーではありません。
そのメーカーとは、キューピー。
マヨネーズを作っている大手メーカーの、あのキューピーです。

「なんでキューピー?」と思いますよね。
キューピーと言えばマヨネーズ。
マヨネーズの材料と言えば玉子。
その玉子を産むニワトリのトサカからヒアルロン酸を抽出する技術をキューピーは持っていて、さらに、抽出したヒアルロン酸に機能性を持たせることに成功したのです。

ヒアルロン酸はそもそも人間の皮膚の中に存在しています。
それすなわち、人間の皮膚ととても相性が良く、安心安全な成分だということです。
そういうヒアルロン酸をより便利に使えるようにと開発されたのが機能性ヒアルロン酸で、ヒアロベール以外にも色々なヒアルロン酸があります。

高保湿型ヒアルロン酸→ヒアロキャッチ
修復型ヒアルロン酸→ヒアロリペア
浸透型ヒアルロン酸→ヒアロオリゴ

そして、吸着型ヒアルロン酸がヒアロベールです。
どの機能性ヒアルロン酸も特許が取得されています。
言い換えると、特許を取得できるくらいしっかりとした成分ということですね。




まとめ

洗い流すアイテムだからこそ洗い流されない保湿成分を配合したヘアマスク

ヒアロベールはヒアルロン酸の仲間で、なおかつ、『機能性ヒアルロン酸』の仲間です。
機能性ヒアルロン酸とは、もともと人間の皮膚の中に存在しているので人間の皮膚と相性が良く、保水成分としても保湿成分としても優秀なヒアルロン酸がより便利に使えるように何らかの機能を持たせた物。
ヒアロベールは機能性ヒアルロン酸の中でも“吸着する”という機能を持っています。

吸着、つまり、くっつく。
「くっつく」と聞くと何が凄いのかいまいちわからないというか、あまり凄くないことのように思えます。

しかし、洗い流すアイテムの中にくっついて流されずに残る成分があったとしたら、そしてそれが保水して乾燥させにくくする成分だとしたら、顔の肌や体の肌や髪や頭皮が乾燥しにくくなります。
ヒアロベールはまさにそういう成分なのです。

ですから、例えばボディソープにヒアロベールが配合されているとしたら、体を洗って泡を流したとしても洗い流されずにヒアロベールが皮膚に残り、乾燥しにくくなります。
普通のヒアルロン酸も、粘性があるので多少は吸着しますが、洗い流されないほどの吸着力はありません。
それと、ヒアロベールは皮膚よりも髪に吸着しやすいです。
よって、髪に使う洗い流すアイテムに配合されていると、よりいっそうしっかりと吸着します。

そういうヒアロベールを配合したヘアマスクが「SBCP 生ミネラルマスク+」であり、保水しやすくなってキューティクルのリフトアップを防ぎます。
SBCP 生ミネラルマスク+」には他にも、
・高い浸透力を持っていて約1分で浸透するのに洗い流しても残るペリセア
・ヒアロベールと同じく洗い流されずにとどまるリピジュア
・熱に反応して髪の毛と結合することでキューティクルのリフトアップを抑制するエルカラクトン
など、キューティクルを守る成分、乾燥しにくくなる成分を贅沢に配合しています。




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