アルカニア花エキスの育毛効果は「生やす」というよりも「髪が育つのをサポートする」という意味合いで、薄毛に悩む人のみならず、健康な髪を育てたいという人にとっても味方となる成分です。
ですが、アルカニアは、日本ではヒキオコシ葉のような逸話はなく、カミツレ(カモミール)ほど知られているわけでもありません。
アルカニアはどんな植物で、アルカニア花エキスにはどんな育毛効果があって、アルカニア花エキスが配合されているヘアケアアイテムを使うことでどんなメリットがあるのか。
「SBCP 生ミネラルシャンプー+」並びに「生ミネラルトリートメント+」に配合されている12種類の植物由来成分のひとつであるアルカニア花エキスと育毛について説明します。
アルカニア花エキスの育毛効果はローマカミツレ花エキスに似ている
アルカニア花エキスは名前の通りにアルカニアの花から抽出したエキスです。
アルカニアではなくアルニカと呼ばれることもあります。
キク科の植物で黄色い花を咲かせます。
抗炎症作用、鎮静作用、血行促進作用があるのですが……何かに似ていると思いませんか?
アルカニア花エキスはローマカミツレ花エキスに似ています。
キク科植物である点。
花から抽出したエキスである点。
古来より民間治療薬として用いられていた歴史がある点。
抗炎症作用や鎮静作用や血行促進作用など皮膚に働きかける作用を持っている点。
共通点がたくさんあるというかほとんど共通しているというか。
明確な違いは花の色が違うという見た目の違いでしょうか。
ローマカミツレ花エキスは頭皮を健やかにすることで健康な髪が生えてきやすくなるという育毛効果を持っています。
そんなローマカミツレ花エキスに似ているアルカニア花エキスも、頭皮を健やかにしてそこから生えてくる髪の毛も健やかな髪にするという育毛効果を持っています。
あとは、カミツレ(カモミール)はハーブティーが有名ですが、アルカニア花エキスはハーブティーとして飲用されるよりも外用薬代わりに用いられていました。
切り傷や擦り傷につける薬として使われてきたという歴史がアルカニア花エキスはあります。
また、捻挫の際にも使われていて、消毒作用や消炎作用を持っているゆえに外傷全般に対して効く万能薬みたいな存在だったようです。
アルカニア花エキスは頭皮をかきむしってしまう人に向いている
アルカニア花エキスはローマカミツレ花エキスと同じく炎症を落ち着かせます。
そして、アルカニア花エキスは消毒作用を持っています。
頭皮が炎症を起こしていると、かゆみが出ることがあります。
かゆいからとかいてしまうと炎症が悪化してさらにかゆくなるという悪循環。
それに、我慢できないほどのかゆみはかきむしってしまう恐れがあります。
かきむしると、傷がつきます。
そこから雑菌が入るともっと炎症は酷くなってしまいます。
外傷薬代わりに用いられてきたアルカニア花エキスであれば、炎症を落ち着かせつつ、傷を消毒し、頭皮を健やかにできます。
今現在かゆみや赤みが頭皮にないのであればおそらく炎症は起きていないと考えられます。
が、しかし、注意を払わなければならないのがシャンプーです。
シャンプーの際に爪を立ててしまっている人が多くいます。
爪ではなく指の腹で洗うようにしないと頭皮に傷がついてしまうのですが、指の腹で洗うのが難しい、ネイルが長め、そもそも爪を立てている自覚がないなど、頭皮は意外と傷がつきやすいです。
かゆみが特になくとも、シャンプー時に爪を立てずに洗えているか自信のない人にとっても、アルニカ花エキスの消毒・消炎効果はメリットがあります。
アルカニア花エキスの育毛効果は穏やかなぶん副作用の心配が少ない
アルカニア花エキスには「頭皮を健やかにすることで髪の毛にとっての土壌を整えて健やかな髪が生えてくるようにする」という育毛効果があります。
薄毛に悩んでいる人向けのシャンプーや育毛剤には、優れた発毛効果を持つ成分が配合されている物もあります。
発毛効果で有名な成分と言えばミノキシジルですね。
優れた効果を持つ成分は、言い換えると、それだけ強い成分だということになります。
効果が強い物は副作用も強く出ることがあり、実際、ミノキシジルにも副作用はあります。
アルカニア花エキスやローマカミツレ花エキスのような植物由来成分の育毛効果は強いか弱いかで言ったら、弱いです。
その代わり、副作用がほぼほぼないのが強みです。
アルカニア花エキスにしてもローマカミツレ花エキスにしてもキク科植物なのでキク科のアレルギーを持っているならアレルゲンになってしまいますが、植物だけがアレルゲンになるわけではなく、今現在アレルゲンでないのであれば植物由来成分は非常に安全だと言えます。
副作用がほとんどないぶん効果が穏やかなので、「SBCP 生ミネラルシャンプー+」並びに「生ミネラルトリートメント+」のようにアルカニア花エキスとローマカミツレ花エキスなど複数種類を配合することで相乗効果が見込めます。
まとめ
アルカニア花エキスの育毛効果は強くはないが強過ぎないからこそ頼れる
アルカニア花エキスは育毛効果があるといっても育毛剤に配合されている成分と比較するとその効果は良く言えば穏やか、悪く言えば弱いです。
ですが、穏やかに効くことは悪いことではありません。
副作用というリスクが低くなるからです。
アルカニアは日本ではなじみが薄い植物であるものの、ヨーロッパではカモミールと並んで薬代わりに重宝されていました。
そういう歴史を持っていることが副作用の薄さを示してもいます。
効果はないよりあったほうがいいように思えますが、強過ぎる薬が毒に等しいのと一緒で強過ぎる効果は効果を通り越して副作用を引き出してしまいます。
そう考えると、アルカニア花エキスの育毛効果は強くはありませんけれども、強過ぎないからこそ頼れると言えます。
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